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令和5年12月下旬号 |
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タンゴは変幻自在な魂の音(タンゴ楽団「チコス・デ・パンパ」バイオリン奏者・永野亜希さん)
日本のアルゼンチン・タンゴ楽団にあって、伝統ある「ダリエンソ・スタイル」(リズムを重視し強烈なビートを刻む演奏スタイル)を守り続ける「チコス・デ・パンパ」。ピアノ、バンドネオン、コントラバス、バイオリンの4人からなる小編成ながら、大編成楽団に負けない力強いビートを奏で、一家言ある往年のタンゴ・ファンたちからも好評を博している。繊細かつ迫力ある演奏で同楽団のバイオリン奏者を務める永野亜希さん(49)は、2月の演奏会を控え意気込みを語る。 |
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令和5年12月上旬号 |
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ステージで歌う…、人生最高の幸せ(シンガー・ソングライター 加藤登紀子さん)
「百万本のバラ」「知床旅情」「ひとり寝の子守唄」など、数多くのヒット曲を持つシンガー・ソングライターの加藤登紀子さん(79)が、半世紀を超えて続けている「ほろ酔いコンサート」。ファンとの交流を大切にしてきた加藤さんにとって、同コンサートは胸襟を開いてファンと向き合う年に1度の大切な場だ。国内外で79公演のステージに立つなどパワー全開の今年。その最後を飾る同コンサートが今月、東京や埼玉などで開催される。 |
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令和5年11月下旬号 |
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「終活」にも自分らしさを(NPO法人「人生まるごと支援」理事長・三国浩晃さん)
自分らしさが生きる「終活」を—。中高年層の終活の「お手伝い」をするNPO法人「人生まるごと支援」理事長の三国浩晃さん(54)は、「生と死は地続き」と明言する。介護、看取(みと)り、そして死後…。自著の「おひとりさまで逝(ゆ)こう 最期まで自分らしく」には、各段階の課題とともに、解決のヒントを散りばめた。「日本初の葬儀社紹介会社」の創業者でもある三国さんは、「僕も『おひとりさま』」と苦笑しながら、こう続ける。 |
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令和5年11月上旬号 |
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23年ぶりの出演…今度は主役に(俳優・高橋和也さん)
1945(昭和20)年、敗戦直後の“満州国”(現・中国東北地区)大連市の繁華街「連鎖街」に取り残された人々を描いた悲喜劇、井上ひさし作「連鎖街のひとびと」が9日から約21年ぶりに上演される。今回、劇作家役で主演するのは俳優・ミュージシャンとして活躍している高橋和也さん(54)だ。23年前の初演で若い作曲家役を演じた「思い出深い作品」と話す高橋さん。 |
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令和5年10月下旬号 |
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芸歴57年…映画初主演(俳優・小野武彦さん)
シェアハウスを経営する老夫婦と住人たちとの関わりを描いた映画「シェアの法則」が現在、公開中だ。同作で老夫婦の夫役を芸歴57年の小野武彦さん(81)が演じ、映画“初”主演を務めた。「この映画は“群像劇”なので主演という気負いはなかった」と話す一方、「心の中では『初めての主演だぞ』とうれしかった」とも…。長年、名脇役としてテレビや映画、舞台で活躍している小野さんだが、これまでの間には俳優廃業を決意したこともあったと話す。 |
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令和5年10月上旬号 |
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パーキンソン病でも…「人生を諦めない」(シンガー・ソングライター 樋口了一さん)
手足の震えやこわばり、抑うつなど、症状が多岐にわたる難病「パーキンソン病」。患者本人の実話をもとにした劇映画「いまダンスをするのは誰だ?」が、7日から劇場公開される。難病の主人公を演じたのは、自らも同じ病を抱えるシンガー・ソングライターの樋口了一さん(59)だ。映画を企画した当事者の「誤解の多い、この病気の実情を知ってほしい」との思いに共感し、「俳優初挑戦」を決意した。 |
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令和5年9月下旬号 |
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“女心の年輪”醸す(女優・白川和子さん)
「笑い絵」と称される春画。その世界に魅せられたおかしな者たちを描くコメディー映画「春画先生」が10月13日から全国で公開される。同映画の家政婦役で出演しているのが、かつて日活ロマンポルノ「団地妻」シリーズで人気を博し、以来長く映画やテレビ、舞台で存在感のある女性を演じる女優の白川和子さん(75)だ。江戸時代、男女が共に見て笑い、楽しむものだったという春画の世界。 |
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令和5年9月上旬号 |
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認知症、共生の鍵は「リスペクト」(放送作家・小西マサテルさん)
認知症の祖父が、孫娘の持ち込むさまざまな「謎」を解き明かしていくミステリー小説「名探偵のままでいて」。放送作家として長く活躍する小西マサテルさん(58)は、同作で「このミステリーがすごい!」大賞に輝き、“小説家デビュー”を果たしている。「名探偵」のモデルは「レビー小体型認知症(DLB)」を患っていた亡き父だ。5年を超す介護を通して得た実感をかみ締める。 |
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令和5年8月下旬号 |
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津軽塗がつなぐ父娘の絆(俳優・小林薫さん)
「津軽弁が難しかった。何度やってもできない発音があって、七転八倒しながらせりふと格闘しました」と話すのは、9月1日から全国公開される映画「バカ塗りの娘」で青森の伝統工芸、津軽塗の職人を演じた俳優の小林薫さん(71)だ。撮影前から方言指導を受けて撮影に臨んだが、「現場でも何十回となくチェックを受けた」と苦笑い。 |
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令和5年8月上旬号 |
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“ジブリの世界”歌う(歌手・井上あずみさん)
(株)スタジオジブリのアニメーション映画「となりのトトロ」主題歌や「天空の城ラピュタ」エンディング曲でおなじみの歌手、井上あずみさん(58)が今年、デビュー40周年を迎えた。ジブリ映画の世界的な人気で、国内だけでなく欧米やアジアのイベントに招かれて歌うなど、国際的にも活躍している。アイドル歌手としてデビューしてもヒット曲が出ず10年間、アルバイトをしながら歌手を続けたという井上さん。 |
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令和5年7月下旬号 |
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核廃絶、朗読で訴え(朗読家・飯島晶子さん)
さまざまなパフォーマンスを通じて、朗読の可能性を切り開く朗読家の飯島晶子さん(68)。絵本の読み聞かせ、舞台朗読のほか、音楽や絵画、伝統芸能とのコラボレーションや、朗読を切り口とした「声」に関する講座まで、ジャンルを超えた活動を展開している。中でも力を入れているのが、ライフワークである朗読と“被爆ピアノ”によるコンサート「未来への伝言」だ。今年も8月に開催し、核兵器の廃絶と平和を訴える。 |
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令和5年7月上旬号 |
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音楽の絆で人々に笑顔を(ビッグバンド「デキシーセインツ」の外山喜雄・恵子さん夫妻)
トランペット片手にごつごつとした声で希望の歌を歌い、世界中を魅了した20世紀を代表するジャズの巨人、ルイ・アームストロング。彼に憧れ、約半世紀にわたりビッグバンド「外山喜雄とデキシーセインツ」を率いて、アームストロングの愛したデキシーランド・ジャズの灯を守り続けてきた、トランペット奏者でボーカルの外山喜雄さん(79)。同じく楽団員でバンジョー兼ピアノ奏者の妻・恵子さん(81)とは二人三脚で歩んできた。 |
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令和5年6月下旬号 |
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今も“歌の旅”の途中(歌手・芹洋子さん)
「♪春を愛する人は〜」でおなじみの国民的愛唱歌「四季の歌」や数々の名曲・童謡などを歌い継ぐ歌手の芹洋子さん(72)。色紙によく書く言葉が「出逢い、ふれあい、歌いあい」との通り、“旅と人と歌”をこよなく愛する芹さんは、古希を越えた現在もステージに立ち続ける自身について、「今も旅の途中」とほほ笑む。そんな芹さんが7月の東京公演を皮切りに、地元の合唱団と共演して歌う全国ツアーに旅立つ。 |
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令和5年6月上旬号 |
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歌の命は「時」を超える(作詞家・売野雅勇さん)
涙のリクエスト」「少女A」「2億4千万の瞳」「め組のひと」「SOMEBODY’S NIGHT」など、1980〜90年代を中心に数々の大ヒット曲を世に送り出した作詞家の売野雅勇(うりの・まさお)さん(72)。「今日まで長い間愛されてきた、これらの歌に対しあらためて敬意を表したい」と、作詞活動40周年を迎えた心境を語る。「流行歌はヒットが終われば消えてしまうと思っていましたが、歌は人間にとって最も身近な娯楽で、切り離せないものだと分かってきました」と… |
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令和5年5月下旬号 |
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中田喜直の名曲を次世代に(音楽家で喜直の妻・中田幸子さん)
今年は、日本を代表する作曲家、中田(なかだ)喜直(1923〜2000)の生誕100年となる節目の年。それを記念して27日、紀尾井ホールで「中田喜直 生誕100年 水芭蕉コンサート」が開催される。2001(平成13)年から命日月の5月に定期的に催されてきた「水芭蕉コンサート」。今回は楽曲演奏のほかにナレーション付きの映像も加え、中田の人となりを紹介する。 |
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令和5年5月上旬号 |
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ドイツ歌曲、語るように歌う(バス・バリトン歌手・平野和さん)
“音楽の都”ウィーンを拠点に活躍するバス・バリトンの平野和(やすし)さん(45)は8月、ドイツ・リート(歌曲)のリサイタルを都内のホールで開催する。「詩と音楽の融合」ともいわれる曲の数々を「語るように歌います」。自身の活動も封じられたコロナ禍の中、恩師の感染・急逝に衝撃を受け、「生と死」に深く思いを巡らせた。「人の心の奥深い世界に分け入るドイツ・リートは、僕の心のよりどころとあらためて確信しました」。 |
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令和5年4月下旬号 |
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“不真面目”に見せたい(お笑い芸人・渡辺正行さん)
芸人仲間から“リーダー”の愛称で呼ばれ親しまれている、「コント赤信号」の渡辺正行さん(67)。40年を超える芸歴の中でコントからテレビ番組の司会、俳優、声優と幅広く活動してきた。そんな渡辺さんが、「毎年楽しいメンバーと喜劇ができる」と大切にしている舞台が「熱海五郎一座」シリーズ。三宅裕司の演出で出演メンバーと共に爆笑の舞台を作り上げてきた。5月31日から始まる最新作「幕末ドラゴン」では、現代から幕末の京都にタイムスリップした劇団員を演じる。 |
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令和5年4月上旬号 |
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「80歳は出発点」(チェリスト・堤剛さん)
戦後、日本のクラシック音楽界をけん引してきたチェリスト・堤剛(つよし)さんは22日、自身の「80歳記念チェロ・リサイタル」でサントリーホールのステージに立つ。ほぼ70年に及ぶ演奏活動の「到達点」が聞ける絶好の機会。ただ、堤さん本人は「80歳は出発点ともいえます」とよどみない。数知れず弾いてきた名曲、日本人作曲家の新作世界初演—。「野心的」とも評されるプログラムを組んだ理由を語る。 |
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令和5年3月下旬号 |
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移民の「尊厳」問い掛け(ベルギーの映画監督・ダルデンヌ兄弟)
社会の底辺で生きる人々を描くことで現代社会の問題にスポットを当てるベルギーの映画監督・ダルデンヌ兄弟。彼らの新作「トリとロキタ」が31日から公開される。ある新聞報道から着想を得たという同作では、アフリカからベルギーに渡って来た偽りの姉弟(きょうだい)を主人公に、移民問題を取り上げた。 |
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令和5年3月上旬号 |
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「小説は自由なもの」(作家・木村紅美さん)
コロナ禍や沖縄…。作家の木村紅美(くみ)さん(47)は、これらをめぐる社会問題に強い関心を抱きながらも、「主張のための小説は書きたくない」と話す。「小説はもっと自由なもの。私の考えや価値観は、おのずから作品ににじみます」。第32回Bunkamuraドゥマゴ文学賞受賞作「あなたに安全な人」は、“加害の記憶”を背負う男女の奇妙な共同生活をつづった物語だ。 |
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令和5年2月下旬号 |
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35年前の主演作「DOOR」が“再公開”(女優・高橋惠子さん)
「TATTOO〈刺青〉あり」や「太陽にほえろ!」シリーズなど、映画やテレビドラマ、舞台で活躍してきた女優の高橋惠子さん(68)。デビュー時の芸名(関根恵子)を改名して昨年で40年の節目を迎え、「今年から、また新たな自分に生まれ変わろうと思っています」と意欲を見せる。そんな彼女がストーカーの男に襲われる主婦を演じた35年前の映画「DOOR」(高橋伴明監督)デジタルリマスター版が25日から公開される。 |
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令和5年2月上旬号 |
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劇団民藝とともに…演じ続け61年(女優・日色ともゑさん)
「劇団民藝」の舞台を中心に、映画やテレビでも活躍してきた女優の日色ともゑさん(81)。NHKの連続テレビ小説「旅路」のヒロインや、米テレビドラマ「大草原の小さな家」の母親の声での出演は、今も印象深い。そんな日色さんが、11日から紀伊國屋サザンシアターTAKASHIMAYAで始まる舞台「ノア美容室」で、地方の美容室を営む主人公を演じる。 |
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令和5年1月下旬号 |
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「最後の無茶」、還暦で“肉弾戦”演じる(俳優・小沢仁志さん)
「Vシネマの帝王」「顔面凶器」など数々の異名を持ち、映画やテレビドラマ、果てはバラエティー番組などでも活躍する俳優・小沢仁志さん(60)。“こわもて”なアウトローなど個性的な役柄で知られるが、自分でメガホンをとるなど製作側にも立つ根っからの映画人。スタント一切なしのアクションシーンでも有名だ。現在上映中の映画「BAD CITY」でも主演を張り、還暦とは思えぬ肉弾戦を披露している。 |
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令和5年1月上旬号 |
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還暦過ぎて「作家」に(映画宣伝・篠友子さん)
これまで100本以上の邦画宣伝に携わり、知る人ぞ知る存在の“映画宣伝ウーマン”篠友子さん(62)がこのほど作家デビュー。爽快コメディー小説「うえから京都」を出版した。20XX年、ウイルスによるパンデミック終結後も経済が混迷を続ける日本を変えるため、都を関西に移そうと動き出す人物たちを描いた同作。「コロナ禍で仕事が一時的になくなり、ポッカリと空いた時間を利用して書き始めた」と言う篠さん。 |
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