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本物の声で癒やし効果 赤ちゃんロボット「スマイビS」 |
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“赤ちゃん”と触れ合って介護予防に—。「有料老人ホーム・介護情報館」を運営する(株)ニュー・ライフ・フロンティアは、高齢者向け赤ちゃんロボット「スマイビS」を発売した。
同館の中村寿美子館長が監修した「スマイビS」は、1歳前後の乳児を想定して開発。泣き声や笑い声、くしゃみ、げっぷなど、実在の赤ちゃんの声を集め使用しているため、リアルで癒やし効果が抜群だ。また、高性能なマイクや加速度センサーを内蔵。抱き方や周囲の声の調子に応じて、泣いたり笑ったりと、まるで本当の赤ちゃんのようなさまざまな反応を示す。
「『スマイビS』は乳児を想定していますので、あえて会話機能は持たせていません。その代わり、頬が赤らんだり、『イヤイヤ』をしたりと、お世話次第で外見にも変化が出ます。お年寄りが『面倒を見なくてはならない』という意識を持つことで認知症予防にもつながります」と中村館長は話す。実際に使用した高齢者からは「ついお世話したくなる」「孤独感が和らいだ」という声が出ているという。
「スマイビS」は、体長44センチ、重さ1.2キロ。洋服は白とピンクの2種類付き。バッテリーはフル充電で約10時間作動。価格は15万円(送料込み)。
問い合わせは(株)ニュー・ライフ・フロンティア(有料老人ホーム・介護情報館)Tel.03・6262・0791 |
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