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サバのみそ煮 1人分:198キロカロリー、塩分2.2グラム |
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サバの旬は秋から冬で、秋のものは「秋さば」、冬のものは「寒さば」と呼ばれ親しまれています。旬のサバは脂がのっておいしいものですが、この脂には動脈硬化予防や脳卒中予防に働くEPAと、脳を活性化させるDHAが多く含まれており、味だけではなく健康にもよい脂といえます。EPAやDHAは酸化しやすいのが難点ですが、サバはこれらの酸化を防ぐビタミンEを含むため、酸化の心配がありません。
また、サバの血合いの部分には鉄分が豊富で、貧血予防や肝機能の働きを強化するのに有効です。ただ、サバは「さばの生き腐れ」といわれるほど傷みが早い魚です。保存には細心の注意が必要です。
※おすすめ献立
青菜のおひたし、のっぺい汁
(女子栄養大学生涯学習講師 豊田光子)
《材料》2人分
サバ200g、ショウガ1かけ、酒50ml、砂糖大1、しょうゆ大2分の1、みそ大1
《作り方》
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① |
サバは2切れに切り、皮に斜め十文字の切り目を入れる。 |
② |
ショウガは皮をむいてから細いせん切りにし、水に放して水気を切る。 |
③ |
鍋に50ミリリットルの水、砂糖、しょうゆ、酒、ショウガの皮を入れて火にかけ煮立ったら火から下ろす。 |
④ |
③ の鍋にサバを、皮を上にして並べ入れ火にかけ、煮立ったら中火にして10分くらい煮る。そして、煮汁を少しとりみそを溶いて加え、さらに4〜5分煮る。 |
⑤ |
サバを器に盛って煮汁をかけ、② のショウガをのせる。 |
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