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インプラント インプラントセンター・八王子院長/きぬた泰和 |
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人間は何歳になっても“自分の歯”でよくかんで食べる楽しみを味わいたいものです。歯を失ったときに施す方法としては、入れ歯やブリッジ、インプラントなどがあります。その中で「仕組みを教えてほしい」とよく聞かれるインプラント治療について説明します。
インプラント治療とは、あご骨にまずチタン製の人工歯根(フィクスチャー)を埋め込み、骨と一体化した人工歯根の上に支台(アバットメント)、人工歯を装着させる方法です。あご骨と一体化しているため、自分の歯のような感覚で堅い食べ物もかめるのが特長です。
同治療は、1965年にスウェーデン・イエテボリ大学のベルーイングバール・ブローネマルク教授が初めて行って以来43年がたち、ようやく市民権を得たように感じます。
現在日本には約40種類のインプラントがありますが、そのほとんどが外国製です。インプラントを選ぶ際は、臨床で20年以上経過しているものを選べば問題ないといえるでしょう。事前に歯科医院からパンフレットなどをもらって確認することが大事です。
また、インプラント治療を受ける時、費用面も気になるところ。例えば100万円かかったインプラントが20年以上もてば安いと思いますが、2〜3年で駄目になってしまったら高価な買い物といえるでしょう。トラブルを避けるためにも、保証期間が契約書にしっかり書いてあるかどうかをぜひ確認してください。 |
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