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リフォームは、水周りの補修といった小さなものから、建物全体を生まれ変わらせる大規模なものまで、現状に合わせて様々な方法を選ぶことが可能です。ただし、建て替えと比べて割高となり、計画性も必要なので、パートナー選びは慎重におこないましょう。ここでは、定年を迎える世代にとって覚えておきたいリフォームの形態をご紹介します。 |
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親子とは言ってもお互いの生活空間は守りたいとお考えの方が増えています。後々不満を残さない、円満な二世帯ライフを送るための住まいの形を、親子でしっかり話し合って作りましょう。
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「バリアフリー」とは、高齢者や障害のある人にとって日常生活がしやすいように工夫されていることを言います。バリアフリーリフォームは、大きく2つに分けられます。想定される事故の予防と将来の加齢への備えのための「予防のバリアフリー」。そして、もう1つが機能障害を持つ人のための「障害対応のバリアフリー」です。人によって障害の部位や程度には差があります。「その人が暮らしやすい」または「どんな人でも暮らしやすい」住まいの形を考えることが必要です。
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「ユニバーサルデザイン」とは、駅の案内板や空き缶に施された点字や、音声案内、ノンステップバスなどに見られる、「年齢・性別・障害などに関係なく全ての人にとって使いやすいように工夫されたデザイン」のことです。住宅においても、そこに暮らす全ての人にとって暮らしやすく、住む人や要求が変わったとしても柔軟に対応できるデザインや計画に基づいた形が求められます。同じ家に長く暮らせるようになり、引越しや建て替え、大規模リフォームを行うよりも費用が少なくて済む、というメリットもあります |
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1960年には4.14人だったわが国の一世帯あたりの人数は2005年には2.55人にまで減少しています。この傾向は今後も続くと見られ、老夫婦ふたりきりには広すぎる住居は、固定資産税や、掃除、補修といったメンテナンス、更には防犯といった面からも、大きな負担となってしまいかねません。そこで生まれたのが「減築」という形態です。使用しなくなった部屋を減らして庭や吹き抜けにしたり、二階建てを平屋にしたり、住居部分を減築し、余った土地に駐車場やアパートなどの収益物件を建てる、といった減築リフォームが増加傾向にあります。負担を減らして快適な住まいを作れる減築は、これからのリフォームのトレンドと言えるかもしれません。
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