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母の生活支えられるか 川崎市/48歳女性 |
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75歳の母と同居しています。他人からはまったく普通に見えますが、母は乳がん、心筋梗塞(こうそく)のほか、脳梗塞の既往もあり、話すことはできるのですが字を書けません。家事もほとんどできなくて、今より悪くなったらわたしの手に負えなくなります。これからの母にふさわしい暮らし方とはどんなものでしょうか。
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中村寿美子代表 |
日常での不自由は、おおかた脳梗塞の後遺症だと思われます。お母さま自身もきっと不安で焦ってらっしゃることでしょう。歩行や食事、トイレなどには問題がない一方で、人とのコミュニケーションにやや支障があり、今後に大きな不安があるとのことですから、この不安要素の解決をひとつずつ行いましょう。
一番大事なのは健康管理。バランスのとれた食事と規則正しい生活をして再発防止を図ります。身近に医師や看護師がいると安心です。また、やる気を引き出す娯楽やカルチャーに取り組めると、多少できないことがあっても、楽しい時間が自分の存在価値を高めてくれます。仲間と指導者が得られるデイサービスや有料老人ホーム、ひとりで出掛けられるならカルチャーセンターやシルバーセンターも活用してください。
介護情報館/有料老人ホーム・シニア住宅情報館 館長 中村寿美子
TEL:03-5730-9046 |
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