|
妹の在宅介護に不安 府中市/65歳女性 |
|
|
いったんはホームに入った母を、妹が「面倒をみたい」と言って自宅に連れ帰ってから2年がたちました。年のせいか疲れのためか、妹は愚痴が多くなりました。話し合うたびに、「母をホームに戻すのが一番いい」となるのですが、すぐに「やっぱり私がみる」と言いだし、その繰り返しです。心配ですが、好きにさせるしかないのでしょうか。
|
中村寿美子代表 |
一緒に育った姉妹であっても、その後の生活環境によって親への接し方は違ってきます。お互いに家庭を持つとさらに事情が異なり、介護に関する意見の食い違いはよくあることです。
母親の介護に執着するのは、良い親子関係を取り戻したいとか、自分自身が寂しくて生きがいを感じていたいという場合もあります。人任せにすることに罪悪感を持つ人もいます。
同居して行き届いた介護をするには、介護者の健康と協力者および介護サービスの活用が不可欠です。まずは、妹さんに「あなたが元気で幸せであってほしい」という気持ちを伝え、本音をもっとたくさん聞き出してあげましょう。そして、具体的な介護サービスの使い方を教えてあげてください。
1カ月に一度ショートステイを利用して自分のための時間をつくってみるのはどうですか。初めは後ろめたくても徐々に慣れます。体が楽になり楽しむ時間が持てるようになると、考え方もやわらかくなると思いますよ。
|
◎有料老人ホーム・介護情報館
個別相談 |
ホーム紹介など相談無料(予約なしでも可) |
営業時間 |
月曜~金曜 午前10時~午後6時 ※ 営業時間内は予約なしで相談可 |
住所 |
港区芝5の20の14三田鈴木ビル3階(1階は野村証券) |
交通 |
JR田町駅三田口徒歩1分 |
館長 |
中村寿美子 |
TEL |
03-5730-9046 |
|
| |
|