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「老老介護」の限界 世田谷区/55歳男性 |
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久しぶりに両親を訪ねたところ、元気だった父が、自力で立ち上がれないほど足腰が弱っていました。きちんと食事をとっていなかったのが原因のようです。これまで父が認知症の母の面倒を見てきましたが、もう無理だと思います。今後のことを兄弟で話し合うにあたってアドバイスをいただけますか。
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中村寿美子代表 |
「老老介護」は、世話をしていた方が倒れた途端に生活が立ち行かなくなります。ご両親の今後については、「介護保険に加えて自費のサービスを利用する」「お母さまの施設入所を申し込む」、あるいは「子どもが面倒を見る」といったことなどが考えられます。もし費用の負担ができるのであれば、夫婦一緒に有料老人ホームに入るという選択もあります。
この年代の夫婦がいきなり離れ離れになるのは、ショックが大きいでしょうから、一緒にいられれば混乱が少ないかもしれません。夫婦で入居できるホームは数多くあります。夫婦部屋もありますが、この先介護の負担が重くなることを考慮して部屋を2つ契約して、昼間は一緒に、寝る時は別々に、という生活を送ることもできます。
ご兄弟での話し合いには、「どうすることが両親にとって幸せなのか」という視点を忘れずに臨まれるのがよいでしょう。
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◎介護情報館/有料老人ホーム・シニア住宅情報館
個別相談 |
ホーム紹介など相談無料(予約なしでも可) |
営業時間 |
月曜~金曜 午前10時~午後6時 ※ 営業時間内は予約なしで相談可 |
住所 |
港区芝5の20の14三田鈴木ビル3階(1階は野村証券) |
交通 |
JR田町駅三田口徒歩1分 |
館長 |
中村寿美子 |
TEL |
03-5730-9046 |
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