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特養が安いのはなぜ? 港区/66歳男性 |
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近所にできた特別養護老人ホームを訪ねる機会がありました。自由がなくて相部屋で…という昔のイメージとは程遠く、外観はマンション風、館内は明るく、部屋は個室で、民間の有料老人ホームと変わりありませんでした。それなのに費用が安いのはどうしてでしょうか?
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中村寿美子代表 |
特別養護老人ホーム(特養)は、地方公共団体や社会福祉法人などが運営しています。開設にあたって用地の取得や建設費に補助金が出ているため、利用者一人当たりのコストが低くなるのが理由の一つです。
また、居住費と食費以外のほとんどが公的介護保険(本人1割負担)で賄われるため、利用者負担が安く抑えられます(相部屋の場合7万円程度、個室で13万円程度)。民間施設との費用格差は、地価や建築費など立地諸条件の違いからも生まれます。
特養は介護保険の施設サービス3種類のうち、唯一「ついのすみか」になりうるので、入所待機者が多く、なかなか入れないという現実もあります。いくら評判が良くても、原則的に住民票がある地域の施設で、介護の重い人が優先という入所基準があるので注意が必要です。
「便利な都心ですぐに入居したい」となれば、多様な民間の有料老人ホームの中から探すことになるでしょう。
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◎介護情報館/有料老人ホーム・シニア住宅情報館
個別相談 |
ホーム紹介など相談無料(予約なしでも可) |
営業時間 |
月曜~金曜 午前10時~午後6時 ※ 営業時間内は予約なしで相談可 |
住所 |
港区芝5の20の14三田鈴木ビル3階(1階は野村証券) |
交通 |
JR田町駅三田口徒歩1分 |
館長 |
中村寿美子 |
TEL |
03-5730-9046 |
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