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契約で気を付けること 横浜市／79歳男性 |
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80歳を目前に、有料老人ホームを5軒見学して、2カ所で体験入居をして「介護付有料老人ホーム」に決めました。いよいよ契約日が迫ってきました。長男が身元引受人になりますが、初めてのことなので、契約時にはどんなことに注意すれば良いでしょうか？
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中村寿美子 |
人生100歳時代に高齢者の暮らしを全面的に支えてくれる、新しい住まいの一つが有料老人ホームです。あなたの場合は介護付有料老人ホームということですから、契約は「利用権での契約」になります。利用権とは「住む場所と必要に応じての生活支援、さらに介護サービスを最後まで利用できる権利」になります。3食の食事提供、健康管理はもちろんのこと、ホーム内で楽しめるようにレクリエーションが用意されていて、プライバシーを保ちながら自分らしく暮らせます。
注意事項としては、最期の対応として延命医療を希望るかどうかの確認と、介護が常時必要になったときの居室移動の有無になります。また念のためにパンフレットには書かれていない必要経費の確認もしましょう。居室内での水道光熱費やレクリエーションの参加費などがありますが、ホームごとに方法も費用設定も違います。一時金方式での契約の場合は、一時金の償却がいつの時点から始まるのかも確認しておくと安心できます。
自然災害が気になる昨今、自宅での一人暮らしは心細いものです。有料老人ホームの頑丈な建物・居室で職員から見守られている毎日は、ストレスも少なく安堵（あんど）できる日々になるのではないでしょうか。
（介護コンサルタント
中村寿美子） |
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