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夏ミカンとレーズンのおろし和(あ)え 80キロカロリー/1人あたり |
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献立を低塩分にしようとするときに、すべての料理を薄味にするのではなく、普通の味付けのもの、薄味のものなどを組み合わせましょう。味にめりはりをつけた方が食べやすく、より低塩分にすることができます。
この料理は、夏ミカンの酸味とレーズンの甘さで食べる一品で、調味料で味付けをしません。和えてからすぐ食べるよりは、少し時間を置いてレーズンがやわらかくなったくらいが食べごろです。
レーズンはブドウを乾燥させたもので、ブドウの皮ごと食べることになります。ブドウの皮には、ポリフェノールの一種であるアントシアニンが豊富に含まれていて、活性酸素の除去や肝機能の調整、高血圧の予防に役立ちます。アントシアニンには抗酸化作用があり、夏ミカンのビタミンCとの相乗効果で、肌荒れ解消にも。
大根おろしを、鬼おろしなど粗めのおろし金でおろしたものにすると歯触りがよくなります。
※献立のヒント 鶏肉と里芋の甘辛煮、みそ汁(ホウレン草、油揚げ)
(女子栄養大学生涯学習講師 大石みどり)
《材料》2人分
夏ミカン1個、大根10cm、レーズン30g
《作り方》
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(1) |
夏ミカンは、実を取り出す。 |
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大根は、粗めのおろし金ですって大根おろしを作り、汁気を切る。 |
(3) |
夏ミカン、大根おろし、レーズンを和える。 |
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※大根をおろしたときの汁は、蜂蜜、熱湯を加えてホットドリンクにしても。 |
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