|
ジャガ芋はビタミンをバランスよく含んだ野菜で、特にビタミンCが豊富。ジャガ芋のビタミンCはでんぷん質に保護されているので、加熱しても失われにくいという利点を持っています。
代表的な品種の男爵芋は粉質でほくほくした食感、メークインはきめの細かい粘質で煮崩れしにくいのが特徴です。粉質の芋はコロッケなど、粘質の芋は煮込み料理にいいでしょう。煮物にする場合は、皮をむいてからすぐ水に漬けておくと変色を防げます。ゆでる場合は皮つきのままゆでると栄養分の多いところを捨てずにすみ、水っぽくなりません。
今回は粒ジャガ芋を使いました。小ぶりでほくほく感はありませんが、水分が多くやわらかいのが特徴です。
※おすすめ献立
アジのムニエル(ニンジンのつや煮添え)、豆腐とネギのみそ汁
(女子栄養大学生涯学習講師 豊田光子)
《材料》2人分
粒ジャガ芋300g、サヤエンドウ15g、サラダ油大1、だし150ml、砂糖大2、しょうゆ大1.5
《作り方》
|
(1) |
ジャガ芋は水に10分ほど漬けてからたわしでこすって皮をむき、洗って水気を切る。 |
(2) |
サヤエンドウは筋を取って塩ゆでに。 |
(3) |
鍋に油を入れ、ジャガ芋をきつね色になるまで炒め、だしを加える。 |
(4) |
煮立ったら中火にしてふたをし、5分ほど煮て砂糖、しょうゆを加える。10〜15分ほど、芋がやわらかくなって煮汁がなくなるまで煮る。 |
(5) |
最後に(2)を加えて軽く混ぜる。 |
|
| |
|