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ゴーヤは、ビタミンC、カリウム、カルシウム、マグネシウムなどをたっぷり含みます。体の抵抗力を高めるビタミンCは豊富で、ゴーヤに含まれるものは加熱しても破壊されにくいのが特徴です。
独特の苦味成分「モモルデシン」は、消化液の分泌を促進するので、食欲増進の効果があります。さらに、血糖値や血圧を下げる効果も期待できます。ゴーヤ独特の苦味は、種を取り、薄切りにして、塩もみすると弱めることができます。
ゴーヤは、チャンプルーなどの炒め物で食べることが多いですが、漬物にしておくと、冷蔵庫で4〜5日は保存できます。
※献立のヒント
鶏空揚げとナスのおろし煮、スパゲティサラダ
(女子栄養大学生涯学習講師 大石みどり)
《材料》作りやすい分量で
ゴーヤ1本(200g)、ショウガ1かけ、[漬け汁]酢3分の1カップ、麺つゆ(3倍濃縮)3分の1カップ、砂糖小2
《作り方》
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(1) |
ゴーヤは、縦半分に切って、スプーンで種をこそげ取り、薄切りにする。 |
(2) |
ボウルにゴーヤを入れて塩小1(分量外)と水少々を加えて、手でしんなりするまでもみ、水洗いしてしぼる。 |
(3) |
ショウガは皮をむいてせん切りに。 |
(4) |
鍋に、漬け汁の材料とショウガのせん切りを入れて煮立てたところに、しぼったゴーヤを入れて、ひと煮立ちさせて火を止める。 |
(5) |
保存容器に移して、冷めたら冷蔵庫で保存する。好みで、輪切りの唐辛子を入れてもよい。 |
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