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酸辣湯は中華料理のスープの一つ。酢の酸味と唐辛子やこしょうの辛味と香味をきかせた料理で、年間を通して食べられます。鶏肉や豆腐、シイタケ、キクラゲ、タケノコなど具材も豊富なので、夏バテが気になるこの季節にもおすすめです。
酢は体内で重要な働きをしています。細胞内でクエン酸回路に入り、疲労の原因となる乳酸の蓄積を防止するので、疲労回復に効果があり、体の抵抗力を高めます。
※おすすめ献立 シュウマイ、キュウリの中華風あえ物、ミルクゼリー
(女子栄養大学生涯学習講師 豊田光子)
《材料》3人分
鶏肉ささみ1本、A(酒小1、しょうが汁小2分の1)、キクラゲ3枚、ゆでタケノコ2分の1個(25g)、干しシイタケ2枚、絹ごし豆腐50g、卵1個、鶏がらスープ3カップ(600ml)、B(塩小1、しょうゆ小6分の1、酒大2分の1)、かたくり粉大1、水大2、C(酢大2分の1、こしょう・一味唐辛子各少々)
《作り方》
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(1) |
ささみは観音開きにしてから斜めせん切りにし、Aで下味をつける。 |
(2) |
干しシイタケ、キクラゲはそれぞれ水で戻してからせん切りに。タケノコはせん切り。 |
(3) |
豆腐は高さを3等分にしてからせん切りにし、皿に取って湯をかける。 |
(4) |
鍋にスープを入れて火にかけ、沸騰したら(1)〜(3)の食材を入れる。 |
(5) |
あくを取ってBで調味し、再沸騰したら水溶きかたくり粉でとろみをつけて溶き卵を流す。 |
(6) |
器に移しCをかける。 |
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