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小松菜はアブラナ科の葉菜。別名冬菜(フユナ)、ウグイス菜ともいわれています。
また、小松菜は低カロリーながら栄養豊富。野菜の中ではカルシウム含有量が非常に高く、ホウレン草の倍以上。鉄分やビタミンA、Cも多く、貧血防止、骨粗しょう症予防のほか美肌効果などが期待できます。さらに、あくのもととなるリンやシュウ酸が少ないことも特徴のひとつです。
ただしカルシウム含有量は高いですが、体内でのカルシウムの吸収率は19%と低いです。これは、小松菜に含まれるセルロース(食物繊維の主成分)などが体内への吸収を阻害するためといわれています。
※おすすめ献立
親子丼、とろろ昆布の即席お澄まし
(女子栄養大学生涯学習講師 豊田光子)
《材料》2人分
小松菜1袋(260g)、しょうゆ小2と2分の1、練りがらし(チューブ入り)小2分の1
《作り方》
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(1) |
小松菜は根を切り落とし、よく洗ってざるに上げ、水気を切る。 |
(2) |
鍋にたっぷりの湯を沸騰させて小松菜を入れると、1分くらいでしゃっきりとゆで上がる。すぐざるなどに広げて冷まし、長さ3cm大に切る(小松菜はあくが少ないのでゆでた後に水にさらさなくてよい) 。 |
(3) |
しょうゆと練りがらしを混ぜる。 |
(4) |
小松菜の水気を軽く絞って(3)のからししょうゆの3分の1をあえ下味を付ける。 |
(5) |
さらに小松菜の水気を絞って残りのからししょうゆであえ、器にこんもりと盛り付ける。 |
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