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白菜は、このごろは1年中売られていますが、冬が旬の、鍋などに欠かせない野菜です。
また白菜はビタミンCが割合多く含まれ、免疫力を高め、風邪予防や疲労回復に効果があります。葉の白い部分にはうまみ成分が多く、煮込むとほのかな甘いおいしさが引き出されます。白菜など縦に繊維がある野菜は、繊維を断ち切るように切ると軟らかく食べやすく煮ることができます。
揚げ玉は「天かす」ともいわれ、天ぷらを揚げた時の副産物ですが、このごろはお好み焼きなどに入れるために、揚げ玉のみでも売られています。揚げ玉を加えると油のうまみが加わってコクがでます。揚げ玉の代わりに、残り物の天ぷらでもよいでしょう。
関東では、「たぬき」というと天かすが入っているそばやうどんですが、関西では、きつねうどんのうどんをそばに変更したもののことが多いようです。
※献立のヒント
サバの塩焼きと大根おろし、ホウレン草のおひたし、うずら豆
(女子栄養大学生涯学習講師 大石みどり)
《材料》2人分
白菜150g、シイタケ4枚、揚げ玉10g、麺つゆ大2
《作り方》
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(1) |
白菜は繊維を切るように1cm幅に切る。 |
(2) |
シイタケは軸を取り、2つに切る。 |
(3) |
鍋に水1カップ(200ml)と麺つゆを入れて、沸かしたところに白菜、シイタケを入れて、白菜がしんなりするまで煮、最後に揚げ玉を加える。 |
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