|
ブリは成長によって名前が変わる出世魚として有名です。春の産卵に備えて太り、身の締まった冬の「寒ブリ」は格別においしいとされています。刺し身、照り焼き、しゃぶしゃぶなど、多彩な料理に使える魚です。
またブリはタンパク質、脂質、ビタミン、ミネラルをバランスよく含み、生活習慣病、記憶力低下を防ぐ効果のあるDHAやEPAも豊富。血合い部分には貧血防止に有効な鉄や、肝機能を強化するタウリンが多く含まれています。
※おすすめ献立
ホウレン草のごまあえ、けんちん汁
(女子栄養大学生涯学習講師 豊田光子)
《材料》2人分
ブリ2切れ、塩少々、油小2分の1、調味料(砂糖大1、みりん大2分の1、しょうゆA大1弱、酒大1)、ブロッコリー50g、しょうゆB小2分の1、練りがらし少々
《作り方》
|
(1) |
ブリの両面に塩を振り、ざるにのせて4〜5分くらい置く。 |
(2) |
キッチンペーパーで(1)のブリの表面を拭き取る。 |
(3) |
フライパンを火にかけ、油を入れて(2)のブリの幅の広い方を下にして入れる。少し焼いて焦げ色が付いたら、裏返し表面と同様に焼きいったん取り出す。 |
(4) |
フライパンに油が多ければ油を取り、調味料を入れて煮たて(3)の取り出したブリを戻す。魚に汁をからめながら焼いて照りを出す。 |
(5) |
ブロッコリーを小房に分け熱湯で3分〜5分ゆで、しょうゆBとからしを混ぜたものにあえる。 |
(6) |
器にブリを盛り、手前にブロッコリーのからしあえを添える。 |
|
| |
|