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ナスの旬は夏から秋。大半が水分で栄養成分が少ないとされてきましたが、皮や果肉にはポリフェノールの一種、クロロゲン酸が含まれ、抗酸化作用のほか、生活習慣病の予防などに効果が期待できます。中医学では体を冷やす食材として知られています。
またナスは、油をよく吸収する性質があるので、油分をとりたいときは炒めものなどにすると効率的です。逆に油を使わない場合はダイエットに最適。焼きなすや、漬物にするのがおすすめです。
※おすすめ献立
鶏肉とゴボウの炊き込みごはん、菊のお澄まし
(女子栄養大学生涯学習講師 豊田光子)
《材料》2人分
ナス4個(300g)、調味料(しょうゆ大1、和風だし大2)、しょうが汁小2分の1、ミョウガ1個
《作り方》
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(1) |
ナスは強火にした焼き網(ガス台のグリルでも可)の上に直接載せる。アルミ箔(はく)をかぶせて2分くらいたったら、裏返して同様に2分くらい焼く。ナス1個を火から下ろし手で押してみて、中まで軟らかくなっていれば火が通っている。 |
(2) |
指先を水で冷やしながら、へたの方から手で皮をむく。果肉を箸で縦に細く割き、へたを切り落とす。 |
(3) |
ボウルに調味料としょうが汁を入れて混ぜる。 |
(4) |
(3)のしょうがじょうゆ半分とナスをあえる。 |
(5) |
ミョウガは縦半分に切った後、斜め薄切りにする。 |
(6) |
器にナスをこんもりと盛り付け、ミョウガを載せた後、残ったしょうがじょうゆをかける。 |
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