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春菊は、鍋やごまあえにすることが多い野菜です。緑黄色野菜の代表格で、β—カロテン、ビタミンC、カルシウムを多く含みます。
独特の香りは、α—ピネン、ベンズアルデヒドなどの約10種類の成分からなり、自律神経に作用し、胃腸の働きを高めるなどの効果が期待できます。
普通の白あえは、ニンジンなどの野菜を煮たものをあえ衣であえますが、柿は下処理が簡単(切るだけ)なので、楽に作ることができます。柿の代わりに、生パイナップルでも。
※献立のヒント
サンマの有馬煮、きのこ汁
(女子栄養大学生涯学習講師 大石みどり)
《材料》2人分
春菊100g、しょうゆ少々、柿2分の1個
あえ衣:木綿豆腐2分の1丁+白練りゴマ20g+砂糖大1半+しょうゆ小1+塩少々
《作り方》
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(1) |
木綿豆腐はペーパータオルに包んで皿にのせて、電子レンジに1分ほどかけて、水切りをする。(別法:木綿豆腐をペーパータオルに包んで、軽い重しをかけて、1時間くらいおく)。 |
(2) |
春菊はざく切りにしてから、塩ゆでにして、水に取って絞り、しょうゆ少々をかける。 |
(3) |
柿は皮をむいて拍子木切りにする。 |
(4) |
ボウルに(1)の豆腐を入れたところに、白練りゴマ、砂糖、しょうゆ、塩を入れてよく混ぜ合わせる。 |
(5) |
(2)の春菊をもう一度軽く絞る。 |
(6) |
(4)のあえ衣に、(5)の春菊を加えて混ぜ合わせ、最後に柿を加えてさっとあえる。 |
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