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たけのこご飯 458キロカロリー、塩分2.3グラム/1人分 |
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タケノコは竹の地下茎から伸びる若い茎(若芽)です。日本で食用とされるタケノコとしてはモウソウチクが代表的。原産地は中国江南地方で、日本に入ってきた時期は諸説ありますが、全国に広く出回るようになったのは江戸時代の中ごろとされています。
タケノコの軟らかい先端部分は、酢の物やあえ物に、穂先は炊き込みご飯やお吸い物に向いています。そして歯応えのある中央部分は、煮物や炒め物にと幅広く使えます。
栄養価は高くありませんが、食物繊維が豊富です。アミノ酸の一種であるグルタミン酸、チロシン、アスパラギン酸を含み、これらはうま味のもとともいえる成分です。またビタミンB1、B2、カリウムを含みますので、高血圧や生活習慣病の予防に効果が期待できます。
※おすすめ献立
タケノコの木の芽あえ、若竹汁
(女子栄養大学生涯学習講師 豊田光子)
《材料》2人分
米300g、だし450ml、A(酒大2、塩小2分の1、しょうゆ大2分の1)、ゆでたけのこ100g、B(酒小1、しょうゆ小1)、木の芽10枚
《作り方》
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(1) |
米は洗い、分量のだしに漬け、30分おく。 |
(2) |
ゆでたけのこを薄切りにし、Bをふりかけておく。 |
(3) |
(1)の米にAを加えひと混ぜし、(2)のゆでたけのこを上におき普通に炊く。 |
(4) |
木の芽は細かく包丁でたたき、蒸らしたご飯に加え、軽く混ぜ、器に盛り付ける。 |
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