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イチジクの赤ワイン煮 100グラム当たり:130キロカロリー、塩分0グラム |
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イチジクは、花が外から見えないまま実がなるので「無花果」と書かれ、旧約聖書に出てくることからも分かるように、世界中で古くから親しまれている果物です。日本では、かつては畑や庭に植えられていた身近な果樹でした。しょうゆと砂糖で煮る地域もありますが、赤ワインで煮るとおいしいものです。
家庭などで、イチジクがたくさんとれたときは煮て、そのまま食べたり、アイスクリームやヨーグルトと一緒に食べるとよいでしょう。
赤ワイン煮は冷蔵庫で4〜5日保存できますが、長期保存したい場合は、ジャムと同じように煮沸消毒した瓶に入れて脱気して保存します。このごろは、干しイチジクも売られていますが、硬くて食べにくいという場合は、同様に煮ると軟らかくなり、食べやすくなります。
栄養的には、食物繊維のペクチンを多く含み、ペクチンが腸の活動を活性化して、便秘や大腸がんの予防に効果があります。
(女子栄養大学生涯学習講師 大石みどり)
《材料》作りやすい分量
イチジク500g、砂糖(イチジクの20%重量)100g、赤ワイン1cup(200ml)、水1cup、レモンの輪切り3〜4枚
《作り方》
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(1) |
ホーロー鍋に赤ワイン、水、砂糖、レモンの輪切りを入れて沸騰させる。 |
(2) |
(1)にイチジクを入れて再沸騰したら、紙ぶたをして火を弱火にし、10分ほど煮て火を止めてそのまま冷ます。 |
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