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レンコンのきんぴら 1人分:180キロカロリー、塩分1.5グラム |
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秋から冬が旬のレンコン。漢字では「蓮根」と書きますが、実はハスの「根」ではなく、「地下茎」という茎が膨らんだものです。茨城産のものが国内の生産量の約半分を占めていますが、徳島産のものも有名であり、茨城産のものに比べて細長いのが特徴です。
レンコンは栄養価の高い野菜です。豊富なビタミンCのほかビタミンB1も含まれており、口内炎や肌荒れを防いだり、疲労回復に働きます。さらに食物繊維が豊富なので便通をよくし、体から余分なものを排出する作用に優れています。
レンコンのあく抜きは必須ではありません。濃い目に味付けする料理であれば、味への影響は少ないでしょう。あくの成分であるタンニンは消炎や止血作用があるため、胃腸病の予防にも効果が期待できます。
レンコンを保存する場合、切り口をラップに包んで冷蔵してください。
おすすめ献立
にら玉、豚汁
(女子栄養大学生涯学習講師 豊田光子)
《材料》2人分
レンコン(細いもの)200g、ごま油大1と2分の1、しょうゆ大1、酒大1、砂糖大2分の1、みりん大2分の1
《作り方》
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① |
レンコンの皮をむいてスライサーで輪切りにする。 |
② |
フライパンにごま油を中火で熱し、レンコンを入れ、レンコンが透き通るまで1分くらい炒める。 |
③ |
しょうゆ、酒、砂糖、みりんを加えて汁気がなくなるまで、2分くらい炒め火を止め器に盛る。 |
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